A&J Coming Home 自己評価と改善目標

 

 放課後等デイサービスは、2012年4月に児童福祉法に位置づけられた新しい支援として、障がいを持つ子どもたちのために提供が開始されました。それまでにボランティア活動として取り組んできた、障がいを持つ子どもたちへの支援を、毎日継続して行える質の高い支援となるよう、その年の3月に理事長が37年間の教師としての職を退き、放課後等デイサービス事業所「A&J Coming Home」を設立のために力を注ぎました。そして同年11月に事業所をオープンしました。

 

 A&J Coming Homeの特色は、①教員免許を持つ職員が多いこと、②A&J 日豪国際友好親善協会の開催するAustralia Study Tourに参加しオーストラリア短期留学ができること、③少人数で生徒と職員が1対1できめ細やかに支援することができること、です。A&J Coming Homeを巣立ったKくん、Nくん、Tくん、現在利用しているRくんもオーストラリアへの短期留学経験者です。オーストラリアでは公立学校に通学し、現地の生徒と交流をしました。子どもたちだけでなく、その4人の生徒の保護者や兄弟姉妹も参加されました。

 

 現在、放課後等デイサービス事業所におけ支援の提供形態も多様化していますが、障がいを持つ子どもの健全な育成を図るという支援の基本は共通しています。毎日通所する子どもたちへの支援が少しでも質の高いものになるよう、保護者に実施したアンケートと職員間で実施した自己評価を元に、A&J Coming Homeの支援の特色と職員間で話し合った改善目標について、お知らせしたいと思います。